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噛み締め癖のある方、強い歯ぎしりをする習慣のある方は、力が原因で発生するトラブルも想定しなければなりません。特に就寝時の歯軋りでは、日中ではあり得ないほどの力を発揮します。残念ですが、力によるインプラントの被害を100%防ぐ術はありません。しかし万が一インプラントが壊れたとしても、どこが壊れるかによってその後のリカバーの仕方はインプラントの種類によって違いがあるのです。(「インプラントの構造の違いと特徴」参照)
1インターナルタイプ
強い力はフィクスチャー本体(骨の中に埋まっている人工歯根部分)にかかる構造になっている。フィクスチャーが力に負け壊れてしまった場合は、撤去するしかない。その時は周囲の骨にもダメージを与えざるを得ない。
2 エクスターナルタイプ
強い力はフィクスチャーとアバットメントを繋ぐ小さなスクリューに集中する。スクリューが折れても、フィクスチャーは無傷である場合がほとんど。ネジの交換だけで済む場合もある。
当医院では、2のエクスターナルタイプのインプラントを採用しています。
できる限りインプラントが壊れない工夫を施すことも大事です。治療後にマウスピースの使用は必須でしょう。それと同時に何かあった時のダメージを最小に済ませるための配慮も重要です。
Q
噛みしめ癖があります。インプラントを入れると壊れないか心配です。
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