歯科における修復物の寿命を予測することは難しいです。インプラントの10年後の生存率を論文で確認すると、大体どのレポートでも95%前後に落ち着いているようです。骨質のせいか、下顎よりも上顎のインプラントの方が生存率は僅かに劣ります。


今から18年前、私が初めてインプラント治療をさせていただいた患者さんは今でも定期検診に通ってくださっていますが、ほとんどなんの問題も発生していません。その後、大勢の方にインプラント治療をさせていただいてますが、問題が発生した方はほぼいらっしゃいませんでした。しかし残念ながら、わずか7年でインプラントを撤去しなければならなくなった患者さんが一人いらっしゃいます(「インプラントが壊れた実際の症例」参照)。インプラントが力負けして、フィクスチャーが割れてしまったことが原因です。それ以降現在では、フィクスチャーがより壊れにくいインプラントシステムを採用しています(「インプラントの構造の違いと特徴」参照)。


インプラント治療の終了時はメンテナンスのスタートです。長持ちさせるためには歯周炎と噛み合わせの定期的なチェックが不可欠です。

Q

インプラントの寿命はどのくらいですか?

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